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雛人形

3月3日の節句が間近になりました。一雨ごとに暖かくなり春の訪れが実感出来る今日この頃です。
この季節になるとテレビや街角で雛人形を頻繁に見かけます。そのたびに気になってしょうがないのが内裏雛の並べ方です。その多くが向かって左が男雛、右が女雛。この並び方は西洋儀礼を踏襲したために始まり、天皇皇后両陛下の写真を飾る時もそうなりました。しかしながら幕末までの絵に描かれたものはその逆です。天子は南面しその左手側が上手、右手側が下手。右大臣より左大臣の方が位は上。日本では長いこと左上位できていたのです。
京都の方では古来のしきたりを守っているためか、お雛様もちゃんと右側に男雛を飾っているところが多いようです。
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.tenhodo.co.jp/archives/sayuu.html
年に一度、ひな祭りの時に日本のそして世界の右左を考えてみるのも面白いですよ。
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# by 10nenchodo | 2012-02-25 13:49

Fw:緊張と弛緩

緊張と弛緩
気持ちを集中することと緊張することとはどう違うのだろう。

ここ一番の勝負時にはよく「歯を食いしばって」と声をかけられる。
プロ野球選手の多くは歯がガタガタになっていると聞く。打つ時に歯を
食いしばるからだそうです。

ある歯医者さんから「日本のプロゴルファーとアマチュアがショットを打つ
時の歯のかみ具合をテストしたところプロは歯を食いしばりアマチュアは
緩んでいるのが顕著な違いだった」「歯をしっかり噛むと筋肉が緊張し力
が出るから」とのこと。
でも「タイガーウッズは打つ時に舌を出しているのでわかるように体全体
を緩めヘッドの遠心力がより大きくなるように」と還暦でプロテストを通った
古市忠夫プロがテレビのレッスン番組で力説しておられた。
米国のコーチ・オブ・ザ・イヤーにもなった我がゴルフの師匠、マイク
小西師にその点を尋ねたら「歯を噛みしめたら体は自由に動かない。
緩めないと」。
元相撲取りでシコトレ体操で有名になった元一ノ矢さんからは「双葉山は
ゆるゆるで取り組みに臨んでいた。相手は負けまいとガーンとぶつかるけど、
ぶつかっているはずなのにふわっとした気持ちよさを感じ、次の瞬間には
自分が転がっているという話が残っている。」と聞いた。

ゴルフも相撲も野球も体は弛緩している必要がありそうです。
落合博光やイチローのバッティングにもそれを感じるし、ハンマー投げの
室伏選手も。

まずは健康のためにも股関節と肩甲骨をいつも気にしてゆるゆるにし
ておきましょう。
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# by 10nenchodo | 2012-02-06 23:37

節電③クーラー

会社の受付では夏でも毛布のひざ掛けが手放せません。冬ならわかりますが暑い夏にですよ。劇場も寒すぎます。私は夏に劇場で風邪をひくことが多いので風呂敷を膝に掛け、マスクをして観劇します。タクシーの中も冷えていますね。運転手さんは健康管理が大変だそうです。タクシーに乗り込むとすぐクーラーを止めてもらっています。とにかく屋内と屋外の温度差がありすぎると皮膚の温度調節機能がうまく働きません。老齢化?

車で仕事をしている方々が道端に駐車し休憩するのを良く見かけます。エンジンをかけ涼んでいます。その脇の歩道を歩いているとエンジンの熱風に思わず顔がゆがみますが中の運転手さんは涼しげに寝ていたり携帯メールを楽しんでいたり。1台の車がアイドリングすることで周囲の温度はうなぎのぼり。一人の快適のために何人不快になるのか?

電車や会議室でも扇子を使っている人はちらほら。つまりまだ温度設定が甘いということか。
かつて学校にも家にも電車にもクーラーはついていなくて、それでも問題なく過ごしてきた。その当時はこんなに暑くなかったからという人もいるが、あらゆるところでクーラーの使用を控え道路の舗装を吸水性の高いものに変えれば外気温はずっと下がると思うのですが。打ち水でもかなり涼しくなるし、街路樹を含めもっと緑を増やせば外気温は下がります。

安易なエネルギー依存から自然の摂理を活用する知恵依存にシフトする絶好の機会です。
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# by 10nenchodo | 2011-07-12 01:16

節電②クールビズ

川勝平太静岡県知事は英国仕込みの紳士で暑くてもネクタイと上着を着ているとのこと。県の職員も議会では知事に習い上着とネクタイを着用。節電対策で議事会場の温度設定が高いので職員から何とかしてほしいとの要請で上着は着用しないことで議会の承認をとったとか。

英国は真夏でもネクタイを締めスーツを着て歩いても汗をかかないほど気温は低く乾燥しています。だから夏でもたまにオーバーや革ジャンを着て歩いている人を見かけるくらい。季節での衣替えという習慣は英国にはありません。気温に対し適切な服を個人の判断できているのです。

インドに植民地を持っていたころの写真を見ると英国人は半ズボンで開襟シャツそしてパナマ帽をかぶっています。ネクタイを締めたスーツ姿ではありません。家は軒が深くテラスもあってその土地で少しでも快適に過ごせる工夫が見て取れます。建築にしろ服装にしろその土地の気候風土に合ったものになっていたのです。空調設備が発達してどんな気候風土でも対応できる建物がいたるところに建っています。電気が止まればどうしようもないものばかり。古来、日本では夏にどう対応できるかという観点から設計されてきました。盆地で暑い京都の町家の建て方は示唆に富んでいます。

浴衣を含む和服も暑さ対策が本来できるものです。街で見かける現代の和服では暑くてたまりませんがね。川勝平太さんは西洋地域学から脱却して日本地域学を起こす必要があると力説されています。多くの学問も地域特性(その土地の気候風土に根差した)があるのです。ご本人の説をまずは服装から実践されたらいかがでしょうか。
東南アジアの国々は暑い国に適した正装があります。日本も独自で夏の正装を作り出して行きましょう。世界で活躍するデザイナーがいらっしゃるのですから。

日本の建築界では世界的に活躍する建築家でも日本の気候風土に適した現代建築を設計できていません。まだまだ紳士服界も建築界も西洋物真似にとどまっているのが残念です。
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# by 10nenchodo | 2011-07-07 14:36

節電①照明

原発事故に伴う電力の供給不足から企業も家庭も節電に追われている。
日本は明るければ明るいほど豊かな文明と思うようになったのは何時の頃からでしょうか。

昼間からいたるところに照明がついていて、眩しいほどに明るいところだらけになっていました。
節電が叫ばれはじめてからどんどん照明が落とされ薄暗いと感じる方も多いかと思いますが、
英国生活での体験からするとこれでもまだ明るすぎると感じます。

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読んで暗さの中に豊かな文化があることを思い知らされます。
町が暗ければ月明かりや星の輝きを楽しむこともできます。

40年ぐらい前に2年間、ロスアンゼルスで生活していましたが、高級なレストランほど室内が暗く、明るい外部から中に入ると目が慣れるまでしばらくは暗くて中がどうなっているかまるで見えません。目が慣れてからでもメニューの字をはっきり読むことができないほど暗かったことを思い出しました。20年後に再訪した時も、高級なレストランはやはり暗かったのですが現在はどうなのでしょう。キャンドルライトで食事をするのが高級感があったりロマンチックと感じるのはどうしてでしょうか。

日本食の彩りを味わうにはそれなりの明るさは必要ですがほどほどにとどめて欲しいものです。芸妓(げいこ)さんや歌舞伎役者の白塗りは暗いところでもはっきり美しく見せるためのものです。ライトをいっぱい浴びたらハレーションをおこしてしまいます。
節電のためにLED照明にするのも結構ですが、もっともっと「陰翳礼讃」できる環境を取り戻したいですね。
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# by 10nenchodo | 2011-07-04 10:41