緊張と弛緩
気持ちを集中することと緊張することとはどう違うのだろう。 ここ一番の勝負時にはよく「歯を食いしばって」と声をかけられる。 プロ野球選手の多くは歯がガタガタになっていると聞く。打つ時に歯を 食いしばるからだそうです。 ある歯医者さんから「日本のプロゴルファーとアマチュアがショットを打つ 時の歯のかみ具合をテストしたところプロは歯を食いしばりアマチュアは 緩んでいるのが顕著な違いだった」「歯をしっかり噛むと筋肉が緊張し力 が出るから」とのこと。 でも「タイガーウッズは打つ時に舌を出しているのでわかるように体全体 を緩めヘッドの遠心力がより大きくなるように」と還暦でプロテストを通った 古市忠夫プロがテレビのレッスン番組で力説しておられた。 米国のコーチ・オブ・ザ・イヤーにもなった我がゴルフの師匠、マイク 小西師にその点を尋ねたら「歯を噛みしめたら体は自由に動かない。 緩めないと」。 元相撲取りでシコトレ体操で有名になった元一ノ矢さんからは「双葉山は ゆるゆるで取り組みに臨んでいた。相手は負けまいとガーンとぶつかるけど、 ぶつかっているはずなのにふわっとした気持ちよさを感じ、次の瞬間には 自分が転がっているという話が残っている。」と聞いた。 ゴルフも相撲も野球も体は弛緩している必要がありそうです。 落合博光やイチローのバッティングにもそれを感じるし、ハンマー投げの 室伏選手も。 まずは健康のためにも股関節と肩甲骨をいつも気にしてゆるゆるにし ておきましょう。 ■
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by 10nenchodo
| 2012-02-06 23:37
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